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藤田 隆明; 鈴木 隆博; 及川 聡洋; 諫山 明彦; 波多江 仰紀; 内藤 磨; 坂本 宜照; 林 伸彦; 濱松 清隆; 井手 俊介; et al.
Physical Review Letters, 95(7), p.075001_1 - 075001_4, 2005/08
被引用回数:14 パーセンタイル:60.93(Physics, Multidisciplinary)軸対称トーラス形状の磁場閉じ込め高温プラズマにおいて、いったん中心部の電流密度がゼロ近傍となる(電流ホール)と、電気伝導度が高いにもかかわらず、中心部で電流が流れないことを発見した。この電流クランプは、JT-60Uトカマクの実験において、トロイダル電場や高周波を用いた電流駆動に対して観測された。これは、軸対称トーラスプラズマにおける新しい、硬直な、自己組織化された磁場構造である。
久保 博篤*; 小峰 武司*; 吉田 清
JAERI-Tech 98-050, 69 Pages, 1998/11
日、米、EC、ロシアの4極の協力により国際熱核融合実験炉計画が進められている。プラズマを閉じ込めるため磁場を発生させるコイルとして超電導コイルが使用される。このコイルのうち、ポロイダル磁場(PF)コイルと呼ばれる真空容器中のプラズマ位置や断面形状を制御するコイルが設置される。この磁場にはPFコイル製作による誤差据付け公差により磁場の誤差が生じる。この誤差を補正する目的のためPFコイルの周囲をコレクションコイルと呼ばれる磁場補正超電導コイルが設置される。このコイルには大電流による電磁力、TFコイルから受ける変位による荷重が作用する。この機械特性を評価し設計に反映させるために電磁力とTFコイルの変位による応力解析、クランプのボルト等の検討を行うことにより提案クランプ位置に設定することで許容応力内に収まることを確認した。
山内 俊彦; 星野 克道; 川島 寿人; 小川 俊英; 河上 知秀; 椎名 富雄; 石毛 洋一*
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 37(10), p.5735 - 5741, 1998/10
被引用回数:3 パーセンタイル:18.89(Physics, Applied)JFT-2Mトカマクにおける電子サイクロトロン共鳴加熱プラズマで、電子密度分布がホロー化していることを初めて、TVトムソン散乱装置によって測定することができた。この時の電子サイクロトロン共鳴加熱パワー250KWで電子密度は1.210cmであった。電子温度は逆に中心が加熱され、2.7keVで飽和していた。この原因として、スーパーサーマル電子によるもの、負磁気シェアによるもの、及び電子のドリフトによるもの等考えられた。ここでは、スーパーサーマル電子による電界で中心の電子密度がポンプアウトされるとして評価すると、密度の減少分は実験値を説明できた。
実川 智充*; 東城 達也*; 高木 元吉*; 須藤 彦兵衛*
PNC TJ8674 95-001, 68 Pages, 1995/02
動力炉・核燃料開発事業団(以下「事業団」という)では、再処理施工場のセル内機器の保守,交換に伴うセル内での配管作業における被ばくの低減,安全性の向上,作業期間の短縮及び稼働率の向上等を目標に、配管の切断,溶接等の作業に適用する遠隔操作型作業ロボットの開発を実施してきている。本件では、作業能率の向上を図るため、配管作業に於ける作業ステップの一つである配管取付け,開先合せ作業及び溶接作業を一つの工程に統合することを目指し、既存の溶接ユニットをベースにクランプユニット(配管取付け,開先合せ)の機能を兼ね備えたクランプ一体型溶接ユニットの設計を行ったものである。以下に本設計を実施して得られた結果の成果を示す。(1)単純化された配管クランプ機構(2)機能的な開先合せ機構(3)簡潔な制御機構(4)合理的なユニットの統合等の設計を行うことができた。本報告書は上記クランプ一体型溶接ユニットに関する設計の成果について報告するものである。
永島 圭介; 星野 克道; 小川 宏明; 濱松 清隆
Nuclear Fusion, 35(8), p.994 - 999, 1995/00
被引用回数:6 パーセンタイル:42.11(Physics, Fluids & Plasmas)JFT-2Mトカマク装置において、電子サイクロトロン共鳴加熱時の密度変動について詳細な実験解析を行った。電子サイクロトロン加熱時には、プラズマ密度が大きく減少する現象が観測されている。これは、密度クランプ現象と呼ばれ、未だ解明されていないプラズマ中での粒子輸送過程を反映するものと考えられる。さらに、この密度クランプは、核融合炉においては密度制御上の重大な問題となることが予測される。従って、電子サイクロトロン加熱時の密度変動を解明することは極めて重要な課題となっている。本論文では、パルス状入射及び変調入射という2つの異なる加熱時において、密度変動を詳細に解析することにより、電子サイクロトロン共鳴加熱時には局所的な外向きの粒子フラックスが誘起されていることを実験的に明らかにした。
田口 浩*; 角舘 聡; 金森 直和*; 岡 潔; 中平 昌隆; 小原 建治郎; 多田 栄介; 柴沼 清; 関 昌弘
JAERI-Tech 94-002, 19 Pages, 1994/08
核融合実験炉内の大型構造物であるブランケットモジュール、ダイバータモジュールの交換保守に際して、配管系を容易にかつ、迅速、さらに高い信頼性で着脱する手法の確立は重要な課題である。放射線環境下においてこれら作業は遠隔操作で行われる必要がある。この要請に応えるため配管継手方式には数々あるが、その中でクランプチェーン型継手に着目し、改良を加える方向で開発を進めてきた。配管呼び径80Aパイプに適応する継手を試作し、リーク試験、耐圧試験、着脱試験、着脱作業の再現性試験を実施し、実機適用性の見通しを得た。本報告書では、クランプチェーン型配管継手の詳細な設計及び基本特性試験の結果について記述する。
中島 鐵雄; 斉藤 裕明*
Nucl.Eng.Des., 101, p.267 - 279, 1987/00
被引用回数:25 パーセンタイル:89.23(Nuclear Science & Technology)FPガスのペレット/被覆管のギャップへの放出は、ギャップの熱伝達率を悪化させ、燃料温度の上昇を引き起こすとともに内圧を増加させる。燃料温度は燃料のふるまいに大きく作用するため、FPガス放出量の予測は計算コードにおいて最も重要な部分と言える。FEMAXI-IVでは、FPガス放出モデルにこれまで、Boothの等価球による拡散放出モデルを改良して用いてきた。Boothのモデルでは、FPガスの潜伏期間が考慮されておらず、燃焼の早い時期からFPが放出される。そこで新たに、FPガスの粒界での挙動を考慮した一層機構的なモデルに改良した。このモデルでは、照射に伴う気泡の形成、気泡あるいは粒界によるトラッピング、粒成長を考慮している。本報では、このモデルの概要と、これを用いてストゥーズビックランプ計画により得られたFPガス放出データを解析した結果を報告する。